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このページではマルウェアとウィルスの違いに関して説明します。
(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | ウィルス | マルウェア |
動作主体 | 自分で動く | 侵入後は外部から指示(C&Cサーバ) を受けて動く |
機能 | 少ない | 非常に高度 |
脅威 | 危険 破壊行為など | かなり危険 情報漏洩、他の機器への攻撃の踏み台など |
ウィルス対策ソフトでの駆除 | 世に知られたウィルスなら駆除はほぼ可能 | 駆除は困難 |
スペル | Virus | Marware |
侵入方法 | 不特定多数に配布される | 不特定多数に配布されるが、標的型攻撃といて特定の企業や国を狙って送り込まれる場合も多い |
一般的な検知方法 | ・ウィルス対策ソフトによるパターン検索 | ・サンドボックスによる動作確認 ・C&Cサーバとの通信検査 ・ログファイル解析 |
マルウェアの怖い所はウィルス対策ソフトによるパターン検索で発見できない可能性が高い点です。一度侵入されると C&Cサーバから指示を受けて動作し、IT機器内の重要な情報を盗まれる可能性があります。企業や組織ないではマルウェアの侵入を防御することはもちろん重要ですが、マルウェアに侵入されたことを想定して、C&Cサーバとの通信を1秒でも早く検知し情報流出を防止しなくてはいけません。
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