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作成日:2020/10/22

HashDOS

HashDOSの説明

HashDOS とは故意に衝突するハッシュ値をパラメータにセットし、テーブルを効率の悪い順次検索、挿入処理を行わせることによりCPUリソースを枯渇させる攻撃のこと。パラメータは大量にセットする。

攻撃例


PHPで処理を行っているWebサーバに対してパラメータ(%_GET , $_POST , $_REQUEST, $_COOKIE など) に故意にハッシュ値を同一(衝突)にした物を数万単位でセットして送り込む。
ハッシュ値が同一であるため検索は順次検索となり、検索や挿入にCPU処理を要する。数万単位セットされているため、このリクエストの処理だけでも相当のリソースと時間を要する。
この処理の間はWebサーバが処理が停滞することとなる。


対策

・一般的に対策パッチが適用されているため適用する。
・パッチが適用できない場合はPost サイズの制限を行う。ただし制限により他に影響がでないことの確認が必要。







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