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作成日:2020/09/18
LDAP インジェクション(LDAP injection)
LDAPインジェクションとは
LDAPインジェクションとは、LDAP クエリーで不正な文字列(条件式など)を挿入し、想定外の動作を誘導する攻撃方法。
特にユーザ認証を使用している場合に狙われる。
(SQL インジェクションのLDAP版)
LDAP とはLightweight Directory Access Protocol の略称であり、主にシステムのユーザ情報を管理する。
LDAP にアクセスするクエリ文字列で不正に文字を挿入(インジェクション) することにより想定外の動作をさせる。LDAPプロトコルはテキストベースなのでこのような不正な挿入が比較的容易に実行することができる。
攻撃例
例えばWebシステムにおいて、ユーザが入力するユーザ名とパスワードを組み立てて LDAP 認証するシステムがあるとする。
そこでユーザ名に不正なSQL 文を追加することにより、パスワードが間違っていても承認を通す細工をすることができる。
対策
入力データの厳格なチェックが必須。特にWebサービスでLDAPサーバによる認証を使用している場合は注意。
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