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作成日:2020/09/18
マン・イン・ザ・ブラウザ(MITB)
マルウェアなどでコンピュータに侵入しブラウザの通信を監視する。ネットバンキングの送金通信などを検知した時、「ブラウザ内で通信を改ざん」あるいは「ブラウザでの入力値を改ざん」することにより振込先を悪意の口座に変更し、不正に現金を入手する攻撃手法。
ブラウザ内で動作するため、ネットワーク暗号化では効果がない。
攻撃例
(1)マルウェアがブラウザの動作を監視。ユーザがブラウザを使用してネットバンクにログオンしたらマルウェアが活動を開始する。
(2)ユーザが振り込み処理を行うとする。そのとき振り込み先の口座番号をを改ざんし、自分の振り込み口座に書き換える。画面表示は改ざんしないためユーザは気がつかない。
結果としてマルウェア作成者の口座番号へ振り込みが実施される。
対策
送金内容に関して相互でトランザクション(送金先の口座番号を含む)のハッシュ値を計算し、同一であることを確認する。
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