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作成日:2020/09/18

ランサムウェア(Ransomware)

ランサムウェア(Ransomware)の説明


ランサムとは"身代金"という意味。
ウィルスの一種。感染するとOSの機能が制限せれる、データが暗号化されて読めないなどの害が発生する。
ウィルスを仕掛けた攻撃者からこの制限を解除するための金銭の支払い要求が発生する。
ただし金銭を支払っても、解除される保証は無い。身代金要求型不正プログラムとも呼ぶ。


攻撃例


感染すると、ローカルディスク内でOffice文書、PDFを検索しそれらのファイルを独自の公開鍵で暗号化してしまう。
その後、感染したPCのデスクトップの壁紙をファイルを暗号化したこと、身代金を要求した内容を表示する壁紙に変更する。


対策


・原則としてアンチウィルスソフトを導入し、パターンファイルは常に最新版に更新する。
・不審なメールは絶対に開かない。不審メール内のURLも絶対にクリックしない。不審メールはすぐに削除することが鉄則。
・重要なファイルは外部媒体にバックアップを取得しておく。


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McAfee Lab は2015年にはランサムウェアがクラウドへ本格進出する脅威があると警告。支払いには仮想通貨の使用も。

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20141212_680029.html

日本を狙ったランサムウェア亜種が発生。TorLockerをカスタマイズ。日本語で身代金を要求【2014年12月】
http://japan.zdnet.com/article/35057991/

ランサムウェアに感染させる新手のスパムメールが横行。偽のアカウントロック警告によりユーザにメールを開かせるなど。【2015年4月】
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1505/01/news051.html

ランサムウェア。日本や韓国を本格的に標的化。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1504/24/news135.html






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