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作成日:2020/09/18

デフォルトオプション

デフォルトオプションの説明


デフォルトオプションとは製品を初期パラメータのまま使用することによる脆弱性。
特に IOT 機器のデフォルト管理者(administrator)のパスワードが製品出荷時で固定されている場合はすぐにデフォルトから変更しないと危険である。
例えば監視カメラでインターネットからアクセス可能な場合、録画された動画データがインターネット経由で流出してしまう可能性がある。
またルータなどの機器で外部からアクセス可能かつ管理者パスワードを変更していない場合、外部からボットとして操作され、知らずして攻撃の手助けをしてしまうかも知れない。

参考:ボットによる水責め攻撃



攻撃例


apacheサーバにおいて、デフォルトの設定では匿名ユーザからのserver-info、server-status リクエストに応答してしまう。(Apacheのバージョンにより異なる可能性があるので確認が必要)


対策


安易にデフォルトのパラメータをそのまま使用せず、すべてのパラメータに関してセキュリティの観点より設定値を検討する。
IoT機器、ハードウェアアプライアンス、追加したソフトウェアなどの管理者権限のパスワードは即座にデフォルトから変更する。そのまま使用するのはとても危険。
さらにホームルータなどはインターネット側からのアクセスは禁止する。(管理者アクセスは内部からのみ許可する)







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