[ホーム] >
[サイバー攻撃大辞典 トップ] > [レインボーテーブル]
作成日:2020/09/18
レインボーテーブル
レインボーテーブルとはハッシュからパスワードを効率良く推測する手法のこと。
事前に辞書や規則的に生成したパスワードの候補、及びそのハッシュ値のペアをテーブル(データベース)として保存しておく。
一部のシステムではパスワードはハッシュ化して保存されている。
パスワードファイルを入手した場合、この辞書とパスワードのハッシュを比較すれば効率よくパスワードを洗い出すことが可能となる。
このままだと保存のため巨大な記憶容量が必要となるが、チェーン技術によりファイルサイズを小さくしたり検索時間を少なくすることが可能となる。
対策
パスワードをハッシュとして格納する場合、パスワードのソルトを付加したものをハッシュ化する。このハッシュが盗難されかつレインボーテーブルからパスワードを推測されても、実際にはソルトが付加されたパスワードのため、ログオンはできない。(ソルトは秘匿されているため)
ソルトとは"塩"という意味。ちょっと付けだだけで(味付けという意味で)大きな効果がある点からこのように呼ばれているのであろう。
[ホーム] >
[サイバー攻撃大辞典 トップ] > [レインボーテーブル]
本サイト内掲載されている情報は、誰もその正当性は保証しません。独自の調査により判明した事項を記載しており、内容に誤りがある可能性があります。
内容により発生したいかなる損害は誰も補償しません。自己責任で参考として閲覧してください。
本サイト内掲載されている情報は、著作権法により保護されています。いかなる場合でも権利者の許可なくコピー、配布することはできません。
このページはリンクフリーです。(このページへの直接リンクも可能です。)
Copyright(c) securitychecklist.net 2015 - 2020