キーボードとPC本体のケーブル。狭い机やモバイルではキーボードとPC本体のケーブルが邪魔に感じる場合があります。
そんな場合はワイアレスのキーボードが便利ですが、セキュリティの観点上注意が必要です。キーボードではユーザ名やパスワードを入力する場合があると思いますが、通信(ワイアレスキーボードと本体間の通信)が暗号化に対応していない場合、通信は簡単に盗聴することが出来てしまいます。昔に発売されたワイアレスキーボードは主に 27MHz帯の周波数を使用しており簡単に盗聴出来てしまうのです。
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いくらブラウザとWebサーバ間が暗号化されていても、PCとワイアレスキーボード間が暗号化されていなければ意味ありません。
ワイアレスマウスとPC本体はクリックやマウスの動きの情報なので盗聴されても意味ありませんが、ワイアレスキーボードは入力したパスワードなどが盗聴されてしまうため注意が必要です。
最近ではキーボード入力の通信をAESで暗号化する機能を備えたワイアレスキーボードが販売されています。
これはキーボードと受信機に暗号化/複合化のモジュールが組み込まれ、かつファームウェアレベルで仕込まれた秘密鍵は外部からは取り出せない設計となっているようです。
購入するときは十分注意してください。
まとめ: ・一昔前に発売されたワイアレスキーボードは簡単に盗聴される可能性がある。 ・AES暗号化対応など、ワイアレスキーボードを購入する場合は暗号化対応を購入すること。 |